月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年4月7日(水)

ヨハネ21章 神の栄光を現す人生へ

「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」(ヨハネ21:17)

 ガリラヤ湖畔で復活の主イエスがペトロに会われる物語は、実に慰め深いものです。この物語は、主イエスとペトロとの出会いというだけではなく、すべての弟子やすべてのキリスト者と主イエスとの出会いの物語として読まれるべきものです。

 復活の主イエスはペトロに問われたように、私たちにも「わたしを愛しているか」と問いかけておられます。そのとき、ペトロは、「ハイ、もちろんです」とは答えず、「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます」と答えました。ペトロは、自分の熱心さを語るよりも、主に栄光を帰すことを学んでいました。私たちもペトロと同じように答えるなら、私たちにも神の栄光を現す将来が開かれます。

 その人生は、「行きたくないところへ連れて行かれる」(18節)かもしれませんし、重い課題を担うことであるかもしれません。しかし、神の栄光が私たちを通しても現されます。何と光栄なことでしょうか。今日も、この栄光の道への招きの御言葉が私たちに語りかけられています。

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