月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年6月25日(金)

1テサロニケ4章 主に結ばれた者として生きる

さて、兄弟たち、主イエスに結ばれた者としてわたしたちは更に願い、また勧めます。あなたがたは、神に喜ばれるためにどのように歩むべきかを、わたしたちから学びました。そして、現にそのように歩んでいますが、どうか、その歩みを今後も更に続けてください。(1テサロニケ4:1)

 信仰と生活を切り離すことはできません。信じることは、生きることです。しかし、このことを生活のなかで示すことは、簡単ではありません。私たちは身も心も、罪と汚れに染まっています。知識として身につけた福音理解が、生活にしっかりと根付くには、時間が掛かります。

 私たちが日々生活する世界では、さまざまな世の楽しみが蔓延しています。友人付き合いの延長線上で、好ましくない場へと誘われることもあります。また、必ずしも情欲や貪欲は、私たちの外にあるだけではありません。私たちの内側の悪しき思いが、体全体から染み出して、世の罪を自らへと招き寄せています。

 私たちは、このような弱さをもっていますが、今確かに、神に喜ばれる生き方を学んでいます。それは、神の御心が、私たちが「聖なる者となること」(3節)にあるからです。テサロニケの信徒は、既に主イエスに結ばれて「現にそのように歩んでいる」とまで言われています。主に結ばれている私たちも、聖くなれとの命令を心に留め、いつ主が来られてもよいように備えて歩みましょう。

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