月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年7月30日(金)

ヘブライ11章 まことの信仰

信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。(ヘブライ11:1-2)

 私たちの信仰は「いわしの頭も信心から」というような人間の勝手な思いつきや思い込みにしか過ぎないものではありません。確かな神からの語りかけと約束に基づくものです。

 この神の語りかけを受け止めるために私たちにいつも求められているのは、揺るがない信仰です。信仰の父アブラハムは、神の約束と命令に従って、住み慣れた生まれ故郷を後にし、「数えてみるがよい」(創15章5節)と神が彼に示された空の星を見て信じ、約束の子孫が与えられることを忍耐して待ち望みました。

 私たちは人生の試練のなかで、目に見える現実に圧倒されてしまい、神の約束が遠く見えにくく感じられることがあります。それどころか、すべての望みが絶えたかのように思われて、倒れてしまったようになることすらあるかもしれません。

 しかし、神は真実なお方であり、キリストによる祝福の約束は決して変わることがありません。空の星が昼間には見えなくても、そこに在り続けているように。信仰とは、見える現実を超えて信じ続けることです。まことの信仰に立ちましょう。

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