月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年8月12日(木)

コロサイ3章 キリストの言葉が豊かに宿るよう

キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。(コロサイ3:16)

 「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿る」は、味わい深い表現です。確かに、誰かの何らかの言葉が、いつも心に宿っています。心は、空っぽではありません。忘れたいのに、居座っている言葉もあります。悪いもので満たすのではなく、心に宿る言葉を、キリストの言葉となし、それも豊かに宿らせるのです。

 コロサイの教会は、御言葉を豊かに宿すように求められています。どうしたら、よいのでしょうか。そのためには、「知恵を尽くして互いに教え、諭し合」うことです。ここで「互いに」とあります。御言葉を豊かに宿らせるとは、自分一人で勉強してできることではありません。キリストの言葉は、御言葉を共に学び合う他者の発見へと私たちを導きます。お互いから学び合うなかで、御言葉が教会に豊かに宿っていきます。

 何よりも、キリストの言葉は、礼拝において、豊かに宿ります。「詩編と賛歌と霊的な歌」が礼拝に満ちるのも、キリストの言葉自体が、働くからです。御言葉によって礼拝と生活が満たされるとき、神への感謝が自ずと溢れます。

 ハレルヤ!神をほめたたえます。

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