月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年10月2日(土)

ルカ18章 周りが迷惑がるほどの一途な祈り

まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。(ルカ18:7)

 この章に登場するやもめ、徴税人、乳飲み子とその親、物乞いの盲人は、ともすると、周りが迷惑がるような行動を起こしました。他方、ファリサイ派や金持ちの議員は幼い時から十戒を守ってきた、世間で評判のよい人です。しかし、主イエスがお褒めになったのは、周りの迷惑は二の次で、ただ一途に主イエスを求めた人たちのほうでした。人間にとって何よりも肝心なことは、まず「神よ、わたしを憐れんでください」と切に主に叫び求めることなのです。

 罪深いわたしには、とても神にお願いできる義理ではないと考えるのは、ある意味、身の程をわきまえているのかもしれません。しかし、その罪深さを正してくださるのは、神をおいて他にありません。主の憐れみに、体裁などお構いなしですがり叫び求めるとき、主は必ず応えてくださいます。

 「昼も夜も叫び求めている選ばれた人たち」とは、すべてのキリスト者です。私たちも熱心に求めようではありませんか。周りの人ではなく神に目を向けましょう。

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