月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年11月22日(月)

ヨブ38-39章 神からのアドバイス

これは何者か。
知識もないのに、言葉を重ねて
神の経綸を暗くするとは。
男らしく、腰に帯をせよ。(ヨブ38:2-3)

 最後に直接的に神が語られます。
 ここの「経綸」は、原語でごく日常的に「アドバイス」という意味で使われる言葉です。そして、神のアドバイスとは、究極的には、「わたしを弁護してくださる方」、「わたしのために執り成してくださる方、わたしの友」なるイエス・キリストです。私たちの知識を超えた神の知恵なるキリストです。

 苦難のとき、私たちの知識は本当にどれほど役に立たないものか、それを知らせようとして、神は私たちを苦難に遭わせるのかもしれません。苦難の中で私たちが自分の知識の無力さを思い知らされるところに、実は神からの素晴らしいアドバイスが輝き出していたのです。

 「知識もないのに」自分の苦難に固執して、神のアドバイスを無にしてはなりません。「あなたはその苦難の中から出よ」、「広い所に出てくつろぎを得よ」という神からのアドバイスを聞き入れ、キリストをがっちりと受け取りましょう。それが、「男らしく腰に帯をする」ことです。雄々しい信仰の生き方です。

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