月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年12月8日(水)

民数記14-15章 ただ、主に背いてはならない

主はモーセに言われた。「この民は、いつまでわたしを侮るのか。彼らの間で行ったすべてのしるしを無視し、いつまでわたしを信じないのか。」(民数記14:11)

 エジプトを撃った十の災いを見、葦の海の底を渡り、この日もマナを口にしていながら、彼らは泣き明かして不平を言うのです。

 そのとき、十人の反対者に対抗して主に従う道を説いたヨシュアとカレブは、衣を引き裂き、イスラエルの民全体に、主を信頼するようにと訴えました。しかし、全会衆は、二人を石で打ち殺そうとします(14章10節)。

 主は、背信を繰り返す民に、「向きを変え、明日…荒れ野に向けて出発しなさい」(同25節)と語られます。主は約束の地を目指せとは、もう言われません。背信の罪を負ったまま四十年間荒れ野を放浪せよ、と命じられました。不平を言った世代は、約束の地を見ることなく、荒れ野の四十年の旅の間に死に絶えました。しかし、ヨシュアとカレブは、約束の地に導き入れてくださるという主の言葉通りに生き残りました(同38節)。

 仮に、大勢から反対され、石を投げられるようなことがあったとしても、私たちが立つべきなのはただ一つ、二人に続く立場です。

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