月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年1月14日(金)

マタイ5章 天の父をあがめるように

あなたがたは地の塩である。…あなたがたは世の光である。…人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。(マタイ5:13-16)

 主イエスは、「あなたがたは地の塩であれ、世の光であれ」とおっしゃいませんでした。「地の塩である、世の光である」と宣言なさいました。この御言葉の前に、弱く欠け多き私たちは、たじろがざるを得ないのではないでしょうか。

 しかし、主イエスが私たちに立派な行いをすることを求めていらっしゃるのは、私たちが人びとから尊敬されるためではありません。人びとが「あなたがたの天の父をあがめるようになるため」(16節)です。私たちが褒め称えられるのではなく、天の父の栄光が現されることが目的なのです。

 私たちは、弱く欠け多き者ですが、イエスの十字架に表された神の大きな愛の中で、神に愛され赦されている者として、生かされています。この神を喜んで今日を生きるなら、わたしを生かしてくださる天の父の栄光がそこに現され、あがめられます。「立派なことをしなければ」と身構えて生きるより、今日も愛を持って語りかけてくださる主イエスの御言葉の光の中を、喜んで歩みたいと思います。

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