月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年2月12日(土)

使徒5章 真に畏るべきお方

「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。」(使徒5:29)

 この御言葉は、主イエスの名によって教えることを禁じたユダヤの権力者に向かって発せられたものです。キリスト者は、神が立てられた国家という秩序を尊重し、税を納め、法に従います。しかし、国家が神の御心に反することを求めたり、魂の領域を支配しようとするとき、抵抗せざるを得ません。

 抵抗のための力は、どこからくるのでしょうか。怯えていた使徒たちを大胆な者へと変えてくださったのは、聖霊なる神です。神が彼らを復活の証人とされたのです。私たちの内で働く聖霊は、今日も私たちを用いて復活の主を証しされます。必要な知恵と力と方法は、聖霊なる神ご自身が備えてくださいます。

 私たちの中には、権力という剣に対する恐れがあります。しかし、私たちには御言葉の剣がゆだねられています。聖霊は、私たちを強め、御言葉の剣を用いて戦われます。陰府の力もこれに打ち勝つことはできません。私たちが真に畏るべきお方は、被造物ではなく、神とキリストのみです。

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