月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月7日(月)

列王上15章 ただダビデとの契約のゆえに

彼の神、主は、ただダビデのゆえにエルサレムにともし火をともし、跡を継ぐ息子を立てて、エルサレムを存続させられた。(列王上15:4)

 14章21節から15章24節にかけて、ユダ(南王国)のレハブアム、アビヤム、アサの三人の王たちの名が記されています。北イスラエルでは王朝が次々と代わりますが、南王国ではダビデ王朝が続いていきました。

 北イスラエルで偶像礼拝者ヤロブアムの支配がなお続くなか、南王国ではソロモン以後主に背く王が続いた後、主の目にかなう正しいことを行う王アサが起こされました。彼は偶像をすべて取り除き、アシェラ像を造った母マアカを太后の位から退けました。「アサの心はその生涯を通じて主と一つであった」(14節)とあります。

 これは、アサ本人をたたえるものではありません。4、5節にあるとおり、ダビデのゆえに、です。神とダビデとの契約に基づき、神は憐れみによりアサと一つ心となってくださいました。ここに、ダビデ王朝の存続の鍵があります。

 私たちは、キリストのゆえに、救いへと招かれました。私たちも主を愛し、心が主と一つであるような生涯を送りたいものです。

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