月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月10日(木)

1コリント3章 神の霊が宿る神殿

あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。神の神殿を壊す者がいれば、神はその人を滅ぼされるでしょう。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたはその神殿なのです。(1コリント3:16-17)

 パウロは、教会が神の神殿であり、私たち信仰者とイエス・キリストとの交わりの場でもあるとしています。そして、教会員一人一人の心にも聖霊なる神が内住している神殿であることを、聖霊ご自身が証ししています。それだけに、コリントの教会に起こってしまった紛争、不品行などは、内住の聖霊を悲しませます。このままでは、神殿は内部から崩れていきます。主イエスは「聖霊に言い逆らう者は、この世でも後の世でも赦されることがない」(マタ12章32節)と教えておられます。

 そうならないためにも、教会員が主の体なる教会を守り続け、力を合わせて働いていくことをパウロは願っておりました(9節)。それゆえに教会員は、御言葉を通して働く神の知恵をいただいて、祈りをもってこの神の神殿を守っていかねばなりません。

 私たちは、聖霊なる神に内住していただいている者として、与えられている恵みと憐れみに感謝し、教会に迫りくる危機を乗り越えていこうではありませんか。

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