月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月15日(火)

列王上19章 疲れを癒やす神

それを聞いたエリヤは恐れ、直ちに逃げた。彼自身は荒れ野に入り、更に一日の道のりを歩き続けた。彼は一本のえにしだの木の下に来て座り、自分の命が絶えるのを願って言った。「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません。」(列王上19:3-4)

 信仰の戦いが激しいほど、その疲れもひどいものになります。バアルの預言者450人を相手に戦ったエリヤは、イゼベルの言葉に恐ろしくなり、直ちに逃げました。何もかもいやになってしまい、命の絶えるのを願うほどの疲れを覚え、座り込んでしまったのです。しかし神は、そのような彼にパン菓子と水を与え、まず肉体の疲れをとり、元気付けてくださいました。そして長旅に備えさせ、神の山ホレブに行くことができるようにしてくださいました。

 エリヤの言い分は、戦いから退いた場所で、疲れた心から出たものです。神は、叱りつけるのではなく、彼を受け止めてくださいました。そして、次の使命へと導き出してくださったのです。「わたし一人だけが残り」と訴えるエリヤに、神はバアルにひざまずかなかった七千人、つまり仲間を残すと答えてくださったのです(18節)。

 主は今日も御言葉をもって私たちに触れてくださいます(5節)。疲れた時は休み、主が癒やし回復してくださるのを待ちましょう。

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