月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月3日(火)

イザヤ24章 地の基が震え動くとき

恐怖の知らせを逃れた者は、穴に落ち込み
穴から這い上がった者は、罠に捕らえられる。
天の水門は開かれ、地の基は震え動く。(イザヤ24:18)

 人は自らの生活の安定を求めます。世界が安らかに揺るぎなく続くことを、願っているのです。けれども聖書は告げています。大地もその基礎を失うことがある、と。

 人間の不義が地を覆うとき、そしてその不義が、神の目に耐えがたく思われるとき、裁きが襲いかかります。富と生活の楽しみを、当然のこととしている生活に、神が立ちはだかってこられます。

 天の水門が開かれ、地の基が震え動き、地が裂け、甚だしく砕け揺れるそのとき、私たちは恐怖におののくしかありません。一切は無に帰し、地上のあらゆる楽しみも富も取り去られます。どのような立場や境遇にある人でも、皆同じ運命のもとに置かれるでしょう。

 これが、神の審判です。万物が誰によって支配されているかを思い知らされるときです。そのとき、何の土台の上に人生を築いていたかが明らかにされます。こうして神による義が現れることは、御言葉に信頼して生きる人びとに幸いをもたらします。神に根差す人生こそ、裁きに耐えられるからです。

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