月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年6月16日(木)

使徒16章 聖霊降臨節:救いへ導く聖霊

ティアティラ市出身の紫布を商う人で、神をあがめるリディアという婦人も話を聞いていたが、主が彼女の心を開かれたので、彼女はパウロの話を注意深く聞いた。そして、彼女も家族の者も洗礼を受けた…。(使徒16:14-15)

 ここには、リディアという婦人も「話を聞いていた」と記されています。この「話を聞く」という状況を作ったのは、聖霊なる神のお働きです。皆さんは、きっとどなたかに教会を勧められ、あるいは書物などを読んで教会に行くようになり、聖書の話を聞くようになったことでしょう。実は、それらはみな、聖霊なる神の働きかけであり、お導きだったのです。

 また、ここには、「主が彼女の心を開かれた」と記されています。私たちは、自分でその心を開くことなどできません。その心を開いてくださるのは、実に、聖霊なる神ご自身なのです。

 聖霊なる神は、ご自身の力によって、かつて暗黒の地で生きていた私たちを、光の地で生きるものに造り変えてくださいました。かつて神なき世界で生きていた私たちは、今このように、神共にいます世界に生かされています。

 リディアが御言葉を聞くとき、聖霊なる神は心を開いてくださいました。私たちも御言葉と共に働く聖霊の助けを呼び求めます。

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