月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年6月28日(火)

列王下6章 恐れてはならない

従者は言った。「ああ、御主人よ、どうすればいいのですか。」するとエリシャは、「恐れてはならない。わたしたちと共にいる者の方が、彼らと共にいる者より多い」と言って、主に祈り、「主よ、彼の目を開いて見えるようにしてください」と願った。(列王下6:15-17)

 アラムの王がイスラエルと戦っていたときのことです。エリシャが、アラムの作戦をことごとくイスラエルの王に知らせるので、アラム軍は思うようにイスラエルを攻撃できませんでした。アラムの王は荒れ狂い、これがエリシャのせいだと知ると、大軍を率いて彼のいるドタンの町を包囲します。

 エリシャの従者が朝早く起きて外に出てみると、町が包囲されていました。「ああ、御主人よ、どうすればいいのですか」とうろたえます。しかし、エリシャはこの従者に「恐れてはならない」と言って、アラム軍を上回る数の火の戦車がエリシャを取り囲んで山に満ちているのを見せました。

 私たちも、周りを敵に包囲されているような八方塞がりの状況のなかであえぐことがあります。しかし、主は私たちといつも共にいて「恐れてはならない」と呼び掛けてくださっています。救いが見えなくなっている私たちの目を開かせて、救いを確信させてくださるのです。今日も主の救いを見ることができますように。

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