月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月2日(土)

2ペトロ2章 忍び寄る誘惑

その目は絶えず姦通の相手を求め、飽くことなく罪を重ねています。彼らは心の定まらない人々を誘惑し、その心は強欲におぼれ、呪いの子になっています。(2ペトロ2:14)

 ペトロは、教会の中に偽教師が現れることを警告します。この章全体に彼らの高慢な姿が描き出されています。偽教師たちは、自らの貪欲さに捕らわれて放蕩な暮らしをしています。そして、心の定まらない信仰の弱い者たちを惑わし、汚れた情欲や姦淫、むさぼりの中へと引きずりこんだのです。

 私たちの目は、心の欲望を映し出しているといえます。今日、汚れた思いを持たせるようなありとあらゆる機会が、私たちを取り巻いています。多くの映像は、人の欲望を無条件で肯定し、悪ではないかのように信じ込ませようと、誘惑しています。悪い思いを刺激するために自分の目を使うなら、それによって全身を霊的な暗闇に置くことになってしまいます。

 私たちが悪い欲望や誘惑に対抗するためには、神の言葉で武装することです。コントロール不可能な誘惑よりも、神の力ははるかに強いからです。私たちの弱点をよく知っておられる神は、守ってくださり、また日々悔い改めに導き、私たちを整えてくださいます。

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