月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月8日(金)

使徒1章 聖霊が降ると力を受ける

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(使徒1:8)

 使徒言行録は、ルカによる福音書に続いて書かれたものです。その福音書は、復活されたイエス・キリストが天に上げられるところで終わっています。復活の主の昇天を受けて、使徒言行録は「わたしの証人となる」ことを語ります。そのために必要なことが「あなたがたの上に聖霊が降る」ことです。

 主が昇天され、地上での主のお働きが完結しました。弟子たちは、その御業を宣べ伝えるために、地の果てにまで出て行きます。その際、主がいない中で、弟子たちはばらばらになってしまうのではありません。聖霊を受け、天上の主と結ばれ、お互いが聖霊によって一つとされます。主ご自身が、このような聖霊の助けが弟子たちに必要なことをご存じでした。

 この後、使徒言行録が伝えているように、多くの戦いや迫害がありました。とてもこれらは個人の力で乗り切れるものではありません。だからこそ、聖霊が降り、お互いに支え合う教会ができました。その教会を通して御言葉を伝えることが、御心です。

コントローラ

Copyright (C) 2011 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.