月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月22日(金)

使徒7章 罪を彼らに負わせないでください

ステファノは主に呼びかけて、「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。それから、ひざまずいて、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と大声で叫んだ。ステファノはこう言って、眠りについた。(使徒7:59-60)

 ステファノは7章に記されているように、旧約聖書に基づいて主イエスを証ししました。しかし、その結果は人びとの激しい怒りを招くことになってしまいました。

 その怒りによって命が奪われようとするとき、彼は「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と叫び、祈りました。このように自分を迫害する者の罪の赦しのために祈ることは、通常ではとても考えられません。しかし、復活の主の栄光をはっきりと見ていたからこそ、ステファノはこう祈ることができました。イエス・キリストがまず、十字架の上で、自らをののしる者の罪の赦しを祈ってくださいました。この主が死から復活され、この祈りを聞きあげてくださいます。この方に依り頼む以外に、罪の赦しはありません。ですから、罪の赦しを願い求める時に「主よ」と叫ぶのです。

 大迫害にも負けることなく、福音を告げ知らせることができたのは、この祈りの力によるのです。私たちも迫害の中で、この祈りを祈れるようになりたいものです。

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