月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年8月6日(土)

使徒14章 生ける神に立ち帰るように

「あなたがたが、このような偶像を離れて、生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。この神こそ、天と地と海と、そしてその中にあるすべてのものを造られた方です。」(使徒14:15)

 パウロとバルナバが主イエスを証ししたとき、二人は「神々が人間の姿をとって、わたしたちのところにお降だりになった」(11節)と崇がめられてしまいました。もちろん、彼らは崇められるべき対象ではありません。

 神と人の違いを鮮明にすること。ただ一人の生ける神だけを指さすこと。それが福音宣教の前提です。神こそ天と地と海とその中にあるすべてのものを造られた方です。人間は被造物の一つですから、礼拝行為を受ける対象ではありません。礼拝は、神にささげられるべきであり、人間崇拝は、偶像礼拝と同じことです。

 偶像と人間崇拝を離れて、生ける神に立ち帰るように、と告げられたのが福音です。偶像に慰めはなく、人生への明るい展望を偶像に託すことはできません。神の御子キリストこそ、生ける神に立ち帰る唯一の道です。キリストこそ、偶像礼拝者であった私たちを、天地の主のもとに立ち帰らせた救い主です。感謝と喜びをもって、主イエスを拝しましょう。

コントローラ

Copyright (C) 2011 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.