月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年8月20日(土)

使徒17章 いつでもどこでも復活の宣言を

「メシアは必ず苦しみを受け、死者の中から復活することになっていた」と、また、「このメシアはわたしが伝えているイエスである」と説明し、論証した。(使徒17:3)

 パウロは、テサロニケやベレアの町に住むユダヤ人には聖書を土俵にして、アテネの広場では彼らの哲学を土俵に福音を語りました。いずこにおいても、死者の中から復活なさった主イエスこそメシアであると福音を証しします。

 ところが、復活に話が及ぶと、どこでも多くの人が去ってゆきました。「ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探し」(1コリ1章22節)、「神の知恵であるキリスト」(同24節)から離れているからです。

 それにもかかわらず、パウロは、めげずに主イエスの十字架と復活を語り続けます。命と平安の道は、復活の福音によってのみ開かれることを確信していたからです。

 ゆえに、なすべきことはただ一つ、つまり、キリストとその復活を語りきることです。この復活の証人として、私たち一人一人が立てられています。復活の恵みに生かされている者の語る言葉を通して、福音が広がっていきます。そこに、伝道を委ねられている者たちの責任と光栄があるのです。

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