月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年9月4日(日)

詩編110編 勝利の最前線に

わが主に賜った主の御言葉。
「わたしの右の座に就くがよい。
わたしはあなたの敵をあなたの足台としよう。」
主はあなたの力ある杖をシオンから伸ばされる。
敵のただ中で支配せよ。(詩編110:1-2)

 ダビデの生涯の中には長い逃亡生活や戦いがありましたが、遂には王位に就き周辺諸国を平定しました。その勝利の秘訣は、どこにあったのでしょうか。

 それは、ダビデの「わが主」が設けられた王座に就き、ダビデはその支配に従ったからです。そして、朝露が一面大地を覆うように、若々しい力にみちた無数の兵士が与えられていました(3節)。

 「わが主」とは、ダビデに対しても王であるという意味です。このお方は、敵に勝利するだけでなく、祝福の道を世に証しし、神に執り成す祭司です。昔サレムの王メルキゼデクがアブラハムを祝福したように、この王が全世界を祝福する者となるのです(4節)。

 この預言者の言葉は、主イエス・キリストを示しています。主イエスこそ、罪と死に勝利し悪魔を足台とされる永遠の王、また永遠の大祭司です。世にあって悩み多い私たちですが、このお方に繋がるかぎり、ダビデのように、勝利の最前線におかれているのです(1ヨハ5章5節)

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