月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年9月11日(日)

詩編111編 神の御業の「いろは歌」

ハレルヤ。
わたしは心を尽くして主に感謝をささげる
正しい人々の集い、会衆の中で。
主の御業は大きく
それを愛する人は皆、それを尋ね求める。(詩編111:1-2)

 旧約聖書の原語ヘブライ語のアルファベットは22文字です。この詩は、最初の行を除いて、全部で22行です。各行の最初の文字は、ヘブライ語のアルファベット、アレフ、ベトからタウの順です。このように工夫して伝えようとしているのは、神の御業です。この詩編は、「いろは歌」にして、次々と現された神の御業を語っています。

 民の現実を思い、次世代を憂える心ですが、希望を持っています。何としても共に主の恵みの中へ入ろうとして「いろは歌」を歌うのです。いろはの「い」にあたるアレフは「心を尽くして主に感謝をささげる」ことです。「ろ」にあたるベトでは、「正しい人々の集い、会衆の中で」というのです。恵みにより信仰によって義とされた人の集いということです。

 今日の主の日、大人も子どもも、病める者も困難の中にある者も、会衆としてキリスト教会の礼拝に招かれています。その中で「は」(ギメル)の恵み、自分たちに注がれている「主の御業の大き」さが示されるのです。

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