月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月6日(木)

マルコ2章 イエスのもとに運んだ信仰

四人の男が中風の人を運んで来た。…イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、「子よ、あなたの罪は赦される」と言われた。(マルコ2:3-5)

 中風の病に苦しむ人を、四人の友人たちが主イエスのもとに運んできました。主は「その人たちの信仰を見て」中風の人を癒やされました。四人の信仰が、中風の人をキリストへと導いたのです。

 中国東北部地方の教会で、一人の北朝鮮からの脱北者が洗礼を受けました。彼が信仰に入った理由は、彼の母親が残していった一冊の聖書でした。北朝鮮では聖書を持っていることだけで罪になり、強制収容所に送られるような現実があります。そのため彼の母親は、自分の信仰を誰にも明らかにすることがありませんでした。しかし、亡くなった母親の遺品の中から大切に保管されていた聖書を見つけ、「自分の母親が信じていたものとはいったい何だったのか」という思いに駆られます。そして、求道の思いを抱き、やがて救われて洗礼を受けるに至りました。家族に聖書を残した母親の信仰が彼をキリストのもとへ導きました。

 人をキリストへ導くために、私たちの信仰を、神は用いてくださいます。

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