月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月25日(火)

申命記5章 神との契約

我々の神、主は、ホレブで我々と契約を結ばれた。主はこの契約を我々の先祖と結ばれたのではなく、今ここに生きている我々すべてと結ばれた。(申命記5:2-3)

 申命記5章には、再び十戒が記されています。十戒は、単なる戒めではなく、昔の契約の形になっています。十戒が与えられるということは、神と契約を結び、神の民となる、ということなのです。

 興味深いことに、2、3節では、「我々の神、主は、ホレブ(シナイ山)で我々と契約を結ばれた。主はこの契約を我々の先祖と結ばれたのではなく、今ここに生きている我々すべてと結ばれた」と言われています。そこにいる「我々」は、シナイ山で十戒が与えられたときはいなかったか、あるいはまだ幼かったはずです。それでもシナイ山で、我々と契約を結ばれたと言うのです。これを民たちは、信仰をもって受け止めなければならなかったのです。

 私たちも、シナイ山で十戒が与えられたとき、そこにいませんでした。しかし、この神を自分の神とし、十戒を受け入れ、信じて従うなら、神は私たちと契約を結んでくださった、と言えるのです。私たちは、自分たちが神と契約を結んだ民であることを感謝します。

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