月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年11月1日(火)

申命記8章 神の言葉によって生きる

主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。(申命記8:3)

 イスラエルの民の四十年にわたる荒れ野の旅は、神の裁きであるとともに、訓練のときでもありました。人はパンだけで生きるのではなく、主の口から出るすべての言葉によって生きることを、神から教えられるためでした。この教えは、物質的なものだけではなく、霊的なものが必要だと言っているのではありません。物質的なこと霊的なことすべてを含めて、神に信頼して生きるのか、それとも自分を信じて生きるのか、という問題です(17節)。

 主イエスが公生涯を始めるにあたって、荒れ野で悪魔の誘惑を受けたことがありました。その最初の誘惑は、父なる神から自立して、自分で問題を解決しろ、という誘惑でした。その誘惑を退けるときに、主イエスはこの申命記8章3節の御言葉を用いました。

 自分の力を信じて、それに頼って歩もうとする誘惑は、物事がうまくいっているときも(12〜18節)、いかないときも、私たちを襲います。主イエスにならい、御言葉で打ち勝ちましょう。

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