月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年11月12日(土)

マルコ16章 主イエスは復活された

彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話し合っていた。(マルコ16:3)

 金曜日の夕方に、主イエスは十字架に死に、墓に葬られました。そして、「週の初めの日」を「主の日」(黙1章10節)と呼ぶような重大な出来事が、日曜日の朝に起こりました。主の復活です。

 婦人たちは、主イエスが死んだままであることを、当然のこととして話しています。「もしかしたら、イエス様は復活して墓がからっぽになっているかも知れない」などとは言いません。復活とは、全く予期していなかったときに起こった、思いもよらない出来事でした。また、弟子たちにとっても、主イエスの復活は、「まさか!」と叫ばざるを得ない出来事でした。彼らは、復活された主イエスを見た、という複数の証言を信じませんでした。

 そのように考えると、今日の私たちが聖書の証言だけで、主イエスの復活を信じられるようにされていることは、とても不思議です。

 かつて、戸惑う弟子に自らを現してくださった復活の主が、今日、聖書を通して私たちに語りかけてくださいます。不信を打ち砕く、天からの啓示に驚くばかりです。

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