月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年11月28日(月)

申命記26-27章 信仰の告白

主は…力ある御手と御腕を伸ばし、大いなる恐るべきこととしるしと奇跡をもってわたしたちをエジプトから導き出し、この所に導き入れて乳と蜜の流れるこの土地を与えられました。(申命記26:7-9)

 私たち信仰者の最大の信仰の体験は、イエス・キリストによる罪と滅びからの救いです。それは、神の民のエジプトにおける奴隷生活からの解放と救いの体験に重ね合わせることができます。

 今日の御言葉は、神の驚くべき救いの体験に与った神の民イスラエルの信仰の告白です。イスラエルはエジプトで寄留生活を送りました。しかし、彼らはそこで主の祝福を得、大いなる国民となったので、エジプト人は彼らを虐げ、苦しめ、奴隷生活を強いました。このような中で、彼らが主に祈り求めると、主はその声を聞いてくださって、大いなる御力と御腕をもって彼らをエジプトから救い出し、約束の地に導き入れてくださったのです。その恵みに対して、感謝の告白と献げ物をもって応えることが求められます。

 このような、主なる神への感謝と献げ物は、どのような場で行われたのでしょうか。礼拝祭儀の場です。昔も今も、礼拝の場でこそ、神の救いの御業の恵み深さが新しく想起されるのです。

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