月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年12月19日(月)

マタイ1章(1) ヨセフの信仰

主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。…。」…ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ、…そして、その子をイエスと名付けた。(マタイ1:20-25)

 マリアのお腹が大きくなり、正しい人ヨセフは悩みました。そこに、神ご自身が介入されました。一切を理解した彼は、もう迷いません。直ちにマリアを迎えました。ここに神を真に畏れるヨセフの誠実な信仰が表れています。
 彼は責任感も強く、ヘロデによる危険が迫ると(2章)、すぐ一家でエジプトへ逃げました。新たな危険を感じると、幼子と妻を守るため、ナザレへ行き、そこに住みました。

 彼は早く世を去ったようです。彼の言葉を聖書は伝えていませんが、彼は常にマリアとイエスを背後で守りました。それは、地味ですが、神を畏れ、誠実で、強い責任感に貫かれた生涯でした。

 人目に立ち、長く神と人に仕える生涯を送る人がいる一方、ヨセフのように地味で目立たず、短い生涯で神と人に仕え、神の栄光をあらわす人もいます。どちらであるかは神が決められることであり、どちらも素晴らしいと思います。神が私たちを御心のままに豊かにお用いくださいますように。

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