月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年5月4日(金)

ヘブライ7章 メルキゼデク、いと高き神の祭司

このように聖であり、罪なく、汚れなく、罪人から離され、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとって必要な方なのです。(ヘブライ7:26)

 ヘブライ人への手紙の受領者は、祭司と言えば、通常、アロンを思い起こしていたはずです。ところで、この手紙の著者は、主イエスの祭司職を説明するために、アロンとは違う祭司を指し示しています。その祭司とは、「『義の王』…『平和の王』」(2節)であり、「永遠の祭司」(3節、21節)のメルキゼデクです

 旧約において、あらゆる面でアロンを遙かに凌駕する祭司メルキゼデクが、立てられていました。そうだとすれば、新約において、主イエスが当時の祭司職の概念を遙かに超えていても、道理にかなっています。罪ある汚れ多き人間の祭司ではなく、神の御子が祭司になってくださり、完全な仕方でご自身を献げることにより、罪の執り成しをしてくださいました。私たちの罪の赦しのために!

 主イエスは、常に生きておられ、今も天で執り成してくださる永遠の大祭司です。罪深き私たちには、このような優れた大祭司が必要です。主イエスを大祭司としてくださった神に感謝あるのみです。

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