月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年6月11日(月)

ネヘミヤ3-4章 神は私たちのために戦ってくださる

「敵を恐れるな。偉大にして畏るべき主の御名を唱えて、兄弟のため、息子のため、娘のため、妻のため、家のために戦え。」(ネヘミヤ4:8)

 いよいよエルサレムの城壁再建が始まりました。3章には作業に従事した人の名簿が記され、多くの人が働いたことが分かります。

 しかし、再建が始まると、警戒心を抱く周辺諸民族が怒り出します。最初は誹謗中傷を浴びせかけるだけでしたが、城壁の再建が進むと、実力行使を企てます。秘密裏に進入して、人びとを打ち殺し、作業をやめさせようとしました。このような危険な状況は、ユダの人びとの働く意欲を減退させます。

 ネヘミヤは侵入されそうなところに戦闘員を配置し、檄を飛ばします。人間である敵を恐れず、本当に畏れるべき主の御名を唱えて、家族のために戦うように命じる言葉です。この対処によって、敵の計略が破られました。ネヘミヤはそれを「神がその計略を破られた」(4章9節)と記しています。

 ネヘミヤは、知力を尽くし、労力を尽くして、警備を強めながら、再建を進めています。しかし、彼らのために戦ってくださるのは、「神」であると常に意識しているのです。

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