月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年6月19日(火)

ネヘミヤ9-10章 罪の告白と新しい誓い

イスラエルの血筋の者は異民族との関係を一切断ち、進み出て、自分たちの罪科と先祖の罪悪を告白した。…これらすべてを顧みて、わたしたちはここに誓約して、書き留め、わたしたちの高官、レビ人、祭司の捺印を添える。(ネヘミヤ9:2,10:1)

 主が自分たちを再び憐れんでくださったことを祝ったイスラエルの民は、数日後に再び集まり、断食し、粗布をまといました。自分たちと先祖の罪を告白し、主に赦しを願うためです。9章に記された祈りは、主の憐れみを受けながらも、繰り返し主に背いてきたイスラエルの歴史を赤裸々に告白しています。そして自分たちもその歴史に連なる者であることを認め、罪の連鎖を絶とうとしています。

 主の民として悔い改めて生きていくために、彼らは誓いを立てます。主の戒めに従って生きていく決意の固さを示すために、誓約書を作成し、すべての民を代表してネヘミヤを初めとする指導者たちが捺印します。

 すべてを見ておられた主の御前で、主の民として生きるためには、悪しき歴史を告白し、主に赦しを請う以外にありません。主は立ち帰る者に憐れみを与えてくださるお方です。それゆえ、主に赦しを請うことこそが、新しく歩み始める誓いの基盤となり、主と共に歩む喜びの希望となります。

コントローラ


スマートフォンの方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2012 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.