月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年7月2日(月)

エレミヤ23章 正しい若枝を起こす

見よ、このような日が来る、と主は言われる。
わたしはダビデのために正しい若枝を起こす。
王は治め、栄え
この国に正義と恵みの業を行う。
彼の代にユダは救われ
イスラエルは安らかに住む。
彼の名は、「主は我らの救い」と呼ばれる。(エレミヤ23:5-6)

 預言者エレミヤは、単に南ユダ王国の滅亡と捕囚、エルサレムの崩壊を預言しただけではなく、その捕囚からの解放と、やがて与えられるメシヤの到来の希望を語りました。23章前半には、そのようなメシヤ預言が記されています。

 イスラエルの王は、神の羊である国民を守り導く牧者であるにもかかわらず、かえって国民をいじめ、こき使い、顧みることをしませんでした(2節)。そこで神はこう言われます。「彼らを牧する牧者をわたしは立てる(4節)と。良い牧者が見当たらないので、神ご自身が牧者を立てられる、と言うのです。さらにこう言われます。「わたしはダビデのために正しい若枝を起こす。…彼の代にユダは救われ…彼の名は、『主は我らの救い』と呼ばれる。」

 「イエス」という名前は、「主は救い」(マタ1章21節)という意味です。ダビデの子孫としてお生まれになった主イエスこそ、私たちのために神により立てられた真の牧者です。私たちは、今、この主の牧会に与っています。

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