月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年8月26日(日)

詩編141編 霊の目を覚まして祈る

「あたかも地を裂き、地を割ったかのように
わたしたちの骨は陰府の口に散らされている。」
主よ、わたしの神よ、わたしの目をあなたに向け
あなたを避けどころとします。
わたしの魂をうつろにしないでください。(詩編141:7-8)

 信仰の戦いにおいて大切なことは、「魂をうつろにしない」ことです。しかし、肉体が弱く、また、霊において罪深い私たちは、自らの力に頼るとき、魂はすぐに空っぽになります。それはただひたすら神の前に祈り求めなければならない、私たちにとっての耐えざる試練そのものです。

 さらに、「わたしの祈りを御前に立ち昇る香りとし」(2節)と願うように、誘惑から守られるようにと願うことが、切に求められています。

 たとえ、私たちの身に、骨が陰府の口に散らされるような(7節)死の危険が差し迫ってきたとしても、そこにこそ主がともにおられます。使徒信条にもありますように、陰府にくだられた主イエスと共に、私たちの霊肉はいよいよ励まされ、ただ、主を避けどころとし、目を覚まして祈り続けます。主の日に、私たちは一週間の霊的戦いを共にしてきた者たちであることを思いつつ、共に主イエスの御名を告白する特権にあずかっていくのです。

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