月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年8月28日(火)

歴代上5-7章 誰にも必要な慰め

二人の父エフライムは長い間喪に服し、その兄弟たちは彼の慰問に訪れた。(歴代上7:22)

 私たちが生きるとは、苦しみも味わうということでもあります。そのとき、私たちには慰めが必要で、慰めがなければ苦しみも深くなります。このエフライムの逸話は、そのことを私たちによく教えています。エフライムの二人の息子たちは、その土地の人に殺されてしまいました。二人を失った父親は大変悲しみ、長い間喪に服しました。

 それで、エフライムの兄弟たちは、彼を慰めに訪れたのです。兄弟たちは彼に何を語り、何をしたのか分かりません。しかし、彼らは悲しむ兄のもとに来て、共に時間を過ごし、慰めようとしたのです。自分を愛してくれる人がそばにいてくれる、ただそれが慰めとなります。歴代誌がわざわざこのエフライムの出来事を記したのは、人が悲しむときに互いに寄り添い、互いに慰め合うことを告げているのです。

 今、キリストにある私たちに、キリストの霊、聖霊が寄り添い、慰めてくださいます(ヨハ14章25-27節)

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