月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年8月29日(水)

歴代上8-9章 新しい始まり

最初に自分たちの町の所有地に帰って住んだのは、イスラエルの人々、祭司、レビ人、神殿の使用人であった。また、エルサレムにはユダの一族の一部、ベニヤミンの一族の一部、エフライムとマナセの一族の一部が住んだ。(歴代上9:2-3)

 神の民であるイスラエル部族の長いリストは、バビロン捕囚とエルサレム帰還、帰還した人の名前のリストで終わります。この捕囚は、ユダの歴史の中ではまことに大きな出来事でした。捕囚にされた人びとは、誰もが再びエルサレムには帰ることができないのではないか、エルサレムはもう再建されないのではないかと考えていました。

 しかし、ユダの人びとはエルサレムに帰還し、再びそこに住むことができるようになったのです。人の思いでは不可能に思えるようなことが実現したのです。それを可能にしたのは、イスラエルの神です。失意の中にあった人びとに、神が新しい始まりをくださったのです。

 私たちの神は私たちの人生に仕切り直しをさせてくださるお方でもあります。私たちが神にあって生きるとき、たとえどんなに深い失意の中にあったとしても、神が私たちの人生を絶えず切り開き、日々新しいものにしてくださるのです(コロ3章10節)。

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