月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年9月10日(月)

歴代上21-29章 誘惑に気をつけなさい。

サタンがイスラエルに対して立ち、イスラエルの人口を数えるようにダビデを誘った。(歴代上21:1)

 生まれながらの罪人である私たちは、油断すると誘惑に負けてしまう弱い者です。ヨブ記が告げるように、私たちを罪へと誘うのはサタンで、神はサタンがそうすることを許されるのです。サムエル記下24章にある平行箇所とちがい、歴代誌の著者は、あれはサタンの誘惑であったと明記します。

 ダビデの心に入りこんだサタンの誘惑は、神の民の人口を数えるということのなかに潜んでいました。それはダビデが王となって以来、何事も順調に行っている時でした。彼は神から託された神の民たちの数がどれくらいになっていて、人間の目から見てどれくらい戦力があって強いのかを、思い上がって知ろうとしたのです。

 終わりの時の人びとの有様として「思い上がり」や「信心を装いながら、その実、信心の力を否定する」ことが挙げられています(2テモ3章5節)。主は私たちの強さの中にではなく、弱さの中でその力を発揮されるのです(2コリ12章9節)。気を付けて、心を低くし、誘惑を払いのけましょう。

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