月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年10月30日(火)

歴代下21-24章 祭司ヨヤダの戦い

ヨヤダは年老い、長寿を全うして死んだ。死んだとき、彼は130歳であった。その遺体はダビデの町に諸王と共に葬られた。彼はイスラエルにおいて神とその神殿のために著しい貢献をしたからである。(歴代下24:15-16)

 北王国で起こったイエフによるクーデターによってユダの王アハズヤが殺され、南王国の支配に空白が生じました。その間王権を手にしたのはアハズヤの母アタルヤです。彼女はユダヤの王家を根絶やしにしようと企みます。そこで主は祭司ヨヤダを用いられました。

 ヨヤダの妻はまだ幼い王子ヨアシュを保護し、時が来るまで神殿に匿います。そして七年が過ぎてヨヤダは王子をユダの王座に復帰させるために、アタルヤに対する決起を国民に促します。全会衆の支持を得たヨヤダは神殿を聖別して万全な防御を整え、ヨアシュに油を注いで王座に即けました。アタルヤが気づいた頃には既に遅く、国民は再びダビデ家の王を戴いて、契約を結んで神の民に立ち返ったことを心から祝いました。

 王国時代には、預言者も祭司も王も主の道に固く留まった者たちは、力を尽くして神と民のために戦いました。神の約束が民の間に保たれる祝福は、神により用いられる献身的に尽くす信仰者の働きを通して、世に広がっていきます。

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