月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年11月8日(木)

黙示録7章 神の刻印を押された者

この天使は…こう言った。「我々が、神の僕たちの額に刻印を押してしまうまでは、大地も海も木も損なってはならない。」わたしは、刻印を押された人々の数を聞いた。それは14万4千人で、イスラエルの子らの全部族の中から、刻印を押されていた。(黙示録7:2-4)

 黙示録本来のメッセージが記されています。天変地異も災いも神の民を決して損なうことはない。これこそ黙示録の執筆目的で、信徒の慰めそのものです。

 神は天使を用いて、生ける神の刻印を神の僕である信徒の額に押されます。人の目には見えない聖霊の証印です(エフェ1章13節)。「あなたはキリストのものだ」と証印が押されます。神の刻印を押された者は神の僕であり、刻印を押された者の救いは揺るぎません。

 ヨハネは、神の刻印を押された人の数を聞きます。すると「それは14万4千人」と教えられます。これは、完全数12を1万2千倍した数です。イスラエル12部族をもって全世界に広がった神の民のすべてを表し、救われる者の豊かさ、包括性を示しています。

 この数字は、人を排除する限定的な数ではなく、救いにあずかる者の広がりを示します。あらゆる国民、種族、民族からなる数え切れないほどの大群衆です。目の前の人数の少なさに挫けるな、という励ましがここにあります。

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