月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年11月22日(木)

黙示録13章 忍耐と信仰

地上に住む者で、天地創造の時から、屠られた小羊の命の書にその名が記されていない者たちは皆、この獣を拝むであろう。
 耳ある者は、聞け。
 捕らわれるべき者は、
 捕らわれて行く。
 剣で殺されるべき者は、
 剣で殺される。
ここに、聖なる者たちの忍耐と信仰が必要である。(黙示録13:8-10)

 海の中から上ってきた獣には「大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられ」ました(5節)。命の書に名が記されていない者は、彼を拝むようになります。

 命の書に名を記された者は、この獣を拝みません。ここに信仰者の戦いがあります。そして、その結末は、悲惨なものです。「捕らわれるべき者は、捕らわれて行く。剣で殺されるべき者は、剣で殺される。」これは、キリスト者のことです。「べき」と訳された言葉は、主イエスがご自分の受難を予告された時、「殺されねばならない」と言われた「ねばならない」と同じ言葉です。神の御意志をあらわす言葉です。ある者たちが捕らえられ、剣で殺されることがあったとしても、神の御旨を踏みにじることはできません。

 神の御心は、キリストを十字架につけることでした。そしてキリスト者も、主イエスと同じように十字架を担います。この地では死に至る道であっても、天では命の書に名が記されています。ここに、忍耐と信仰が必要です。

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