月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年12月14日(金)

ルカ1章 マリアのクリスマス

マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1:38)

 ダビデ家のヨセフのいいなずけであるマリアのもとに、天使ガブリエルが現れて告げました。「あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい」(31節)。マリアは答えました。「お言葉どおり、この身に成りますように。」このようにしてマリアは聖霊によって身ごもり、主イエスを迎えました。

 まだ結婚生活に入っていない段階で身ごもるということは、ヨセフの愛を失い、ヨセフの家から断ち切られ、世間から後ろ指を指されるかもしれないことでした。少女マリアの心は震えたことでしょう。それでも、マリアはただ聖霊による神の業がこの身に成りますように、と天使ガブリエルの言葉を受け入れました。マリアは我が身を顧みず、主のはしためとして神にすべてをささげる信仰を告白しました。

 主イエスを信じるということは、聖書に記されている神の言葉によって信じるということです。神の言葉にすべてを明け渡し、神の言葉に信頼して歩みましょう。

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