月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年12月21日(金)

ルカ2章(2) 家畜小屋のクリスマス

ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。(ルカ2:6-7)

 住民登録のため、ヨセフと身重のマリアがベツレヘムに着いたとき、宿屋はすでに客で一杯でした。そこでマリアは、産まれたばかりの主イエスを家畜小屋の飼い葉桶に寝かせました。

 わたしの父は、長野県の農家に生れました。小学生のときに父の実家に行きましたが、家の入り口が土間になっており、そこに牛が飼われていました。そこからは牛の糞尿の匂いがしていました。都会育ちの私にとって、そこは汚いところに思えました。主の家畜小屋も似通っているのではと思います。

 しかし、ここに、神の深い御旨がありました。神は、そのような低さの中へと、主イエスを遣わしてくださったのです。主イエスは、たとえ汚れた私たちを見ても、決してお見捨てにはなりません。主イエスは、私たちの罪を背負い、十字架につけられ死んでくださいました。家畜小屋で生まれ、十字架に進まれた主イエスにより、罪の汚れは除かれました。それにより、神の民として神と交わる人生が、私たちに開かれたのです。

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