月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年12月26日(水)

マラキ3章 主イエスによる悔い改めと救い

立ち帰れ、わたしに。
そうすれば、わたしもあなたたちに立ち帰ると
万軍の主は言われる。
しかし、あなたたちは言う
どのように立ち帰ればよいのか、と。(マラキ3:7)

 マラキは聖所に仕える祭司たちとユダヤの人びとに悔い改めを迫る説教者でした。祭司には、汚れた動物を犠牲として平気で献げるほどの不誠実があり、人びとの間では、弱い立場の女性たちを追い出す離婚が増えていました。マラキは主がこのような罪を裁かれる主の日が近いとして、「立ち帰れ、わたしに。そうすれば、わたしもあなたたちに立ち帰る」と主の言葉を告げました。主は、彼らのそのような罪にもかかわらず、彼らへの愛によって、あきらめることなく呼びかけられます。

 人びとはただちに悔い改めたのでしょうか。いいえ、悔い改めるどころか「どのように立ち帰ればよいのか」、自分たちの罪はどこにあるのかと反論します。悪事を行う者は栄え、神を試みる者も罰を受けていないように見えました。

 「どのように立ち帰ればよいのか」という問いは、今は解決されています。イエス・キリストによる救いの道が開かれたからです。ですから、私たちは、日ごとに主に立ち帰る者となりましょう。

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