月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月3日(木)

創世記3章 関係回復の基、関係を取りもつ絆

神は言われた。「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」(創世記3:11-12)

 過ちを犯したとき、罪を素直に認めるのではなく、人に責任を転嫁してしまうことがあります。責任転嫁して、罪と向き合うことから逃げてしまうことがあります。

 アダムは、禁じられていたにもかかわらず、女の手から善悪の知識の木の実を受け取り、自らの意志でそれを食べました。当然その罪の責任はアダムにあります。それにもかかわらず、アダムはその責任を女に転嫁しました。女も責任を蛇に転嫁しました。その結果、神との関係にも、男と女の関係にも敵意とゆがみが生じました。

 責任転嫁するところには、真の信頼関係は生まれません。しかし、主イエスは私たちを愛し、私たちの罪の責任をすべて御自分独りで背負い、十字架で死に、すべての敵意を滅ぼしてくださいました。主イエスこそ、壊れたあらゆる関係を回復させる基であり、破れ分断された人間関係を取りもつ本当の絆です。

 大切なことは、主イエスの愛の中で、自らの罪の責任を認めて、赦しを求めることです。そこから、私たちの共に生きる新しい歩みが始まります。

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