月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月8日(火)

創世記5章 神と共に歩む幸い

エノクは、メトシェラが生まれた後、300年神と共に歩み、息子や娘をもうけた。エノクは365年生きた。エノクは神と共に歩み、神が取られたのでいなくなった。(創世記5:22-24)

 アダムの系図の中に出てくる人は皆長寿です。多くの人が800歳、900歳以上生きたとあります。そうした中でエノクだけは例外です。彼の生涯は他の人の半分にも満たない短さです。

 それなら、長生きできなかったエノクの人生は不幸な人生だったのでしょうか。決してそうではありません。5章の系図を見ると、どんなに長生きした人でも、最後には「死んだ」とあります。そこには罪を犯した人間に対する、神の裁きの声が響いているようです。

 しかし、エノクの場合は違います。エノクは「神と共に歩んだ」とあります。どんなに短い人生であっても、彼は神と共に歩むことができたのです。彼の最後は「死んだ」のではなく、「神が取られた」とあります。エノクは、神に召されたのです。

 神と共に歩む人生は、決して死で終わりません。私たちも、主イエスにあって、神と共に歩む人生を与えられています。復活の主イエスは、確固たる永遠の命の希望を与えてくださいました。希望の中を共に歩みましょう。

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