月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月25日(金)

マタイ10章 冷たい水一杯への報い

「はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。」(マタイ10:42)

 伝道についての説教の結びで、主イエスは、伝道者に一杯の水を差し出す人に、神からの報いを約束されました。これは伝道者に対する励ましであると共に、伝道者を支援する人々への励ましでもあります。

 命を賭け、人生を賭けて伝道する人たちに比べれば、冷たい水一杯を差し出すことは小さな奉仕です。しかし、それは、私たちが一生を終えて神の前に出る時、神から報いを与えられるほど、神の目に永遠の意味を持つわざなのです。

 「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか」と主イエスは言われました(16章26節)。どれほど大きなわざをしても、人生の空しさを解決できません。けれども、冷たい水一杯までを覚えてくださっている神に仕えて、伝道の業を支えるなら、私たちの人生は最後まで価値あるわざを積み重ねることのできる人生です。支援の祈り、励ましの言葉、献金の支えなど、私たちが一杯の水を差し出す機会は今も開かれています。

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