月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月28日(月)

創世記15章 信仰

アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。(創世記15:6)

 旅の途上で、飢饉、内輪の争い、戦いを経験したアブラムに、再び主の言葉が臨みます。「恐れるな、アブラムよ。…あなたの受ける報いは非常に大きい」(1節)。しかし、神の約束に反して、未だ子供がいない彼は不安を洩らします。「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。わたしには子供がありません」(2節)。

 そこで、主は彼を満天の星空の下に連れ出して言われます。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。あなたの子孫はこのようになる。」

 「アブラムは主を信じた。」沈黙の全宇宙を前にして、ただ「神の言葉」に、一切を委ねて立つアブラム。彼は新たな保証を手にしたのではありません。ただ「神の言葉」に立って、自分を確かにしたのです。

 「主はそれを彼の義と認められた。」神は彼と御自身との関係を義しいと認められます。神との関係にふさわしい人間の態度とは、神の言葉を信じることにあります。

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