月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年2月10日(日)

マタイ17章 苦難に続く栄光

イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった。見ると、モーセとエリヤが現れ、イエスと語り合っていた。ペトロが口をはさんでイエスに言った。「主よ、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。」(マタイ17:2-4)

 主イエスがペトロとヤコブとヨハネを連れて山に登られたとき、弟子たちの目の前で主のお姿が変わりました。それは彼らが初めて見る、神の御子としての栄光のお姿でした。モーセとエリヤが現れ、主イエスと語り合っていました。

 ペトロが興奮して、「ここにいるのは素晴らしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです」と言いました。神の子としての栄光に輝く主イエスが、あの偉大なモーセとエリヤと語り合っておられ、まさにこの世のものでない光景がペトロの目の前にありました。ペトロは、いつまでもここにいたい、このことが過ぎ去らないように、と願いました。しかし、その願いはかないませんでした。主は受難の僕として来られました。その使命を全うすることによって栄光をお受けになることが父なる神の定めだったからです。私たちも「キリストと共に苦しむなら、共にその栄光をも受ける」(ロマ8章17節)のです。

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