月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年2月12日(火)

創世記22章 献身

イサクは父アブラハムに、「わたしのお父さん」と呼びかけた。彼が、「ここにいる。わたしの子よ」と答えると、イサクは言った。
「火と薪はここにありますが、焼き尽くす献げ物にする小羊はどこにいるのですか。」
アブラハムは答えた。
「わたしの子よ、焼き尽くす献げ物の小羊はきっと神が備えてくださる。」(創世記22:7-8)

 ただ「主の言葉に従って」、神が示す地に向かって旅立ったアブラハムです。それから25年後、約束の息子イサクが誕生し、その数年後には、ベエル・シェバという地で自分の井戸を所有するようになりました。神の祝福の約束が実現しつつあります。

 これらのことの後で、神はアブラハムを試されました。「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、…わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい」。

 次の朝早く、アブラハムは、イサクを連れ、神の命じられたところに向かって行きます。途中で、子は尋ねます。「父よ、焼き尽くす献げ物の小羊はどこにいるのですか」。父は答えます。「子よ、それはきっと神が備えてくださる」。

 イサクが発した誰にも答えられない問いに、神が答えてくださいます。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハ3章16節)。

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