月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年3月9日(土)

1テモテ2章 清い手で祈り、善い業で身を飾れ

わたしが望むのは、男は怒らず争わず、清い手を上げてどこででも祈ることです。同じように、婦人はつつましい身なりをし、慎みと貞淑をもって身を飾るべきであり、髪を編んだり、金や真珠や高価な着物を身に着けたりしてはなりません。むしろ、善い業で身を飾るのが、神を敬うと公言する婦人にふさわしいことです。(1テモテ2:8-10)

 2章前半で、すべての人々のために祈るべきことを説いた使徒パウロは、ここ8節で、教会の中に生きる男女それぞれに的確な指示を出しました。

 まず男性の信者に対しては、怒ったり争ったりする傾向がありますので、それよりも「清い手を上げて」祈ることが大切だと教えました。「アダムが最初に造られ、それからエバが造られた」(13節)という創造の秩序や、男が教会の指導的立場に就くことが多いことを考えると、まず男が率先して祈るべきことを教えられます。祈りは争いを鎮めるからです。

 次に女性の信者に対しては、「髪を編んだり、金や真珠や高価な着物を身に着けたり」することに関心を寄せやすいので、同じ飾りを着けるなら、「善い業で身を飾る」ようにと教えました。神を敬う姿、キリストを証しする善い業という飾りほど美しいものはありません。

 男も女も祈りと良い行いに励むこと、これが異端から教会を守り、キリストの福音を伝えるにふさわしいあり方なのです。

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