月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月8日(月)

エゼキエル1章 主の栄光の現れ

第30年の4月5日のことである。わたしはケバル川の河畔に住んでいた捕囚の人々の間にいたが、そのとき天が開かれ、わたしは神の顕現に接した。
…これが主の栄光の姿の有様であった。わたしはこれを見てひれ伏した。(エゼキエル1:1,28)

 キリストが出現する約600年前、バビロン王が南王国ユダを攻撃します。そのとき、高官や勇士たちが捕囚として連れ去られました。バビロン捕囚の始まりです。エゼキエルは、このときに捕囚された人々の一人でした。

 神はバビロンに捕囚されたエゼキエルを、南王国の民への預言者として召し出します。しかしそれに先立ち、神は彼に、非常に大切な体験を与えています。それは主なる神の顕現に接し、その栄光の前にひれ伏す、というものです。つまり彼は、主なる神の並外れて偉大な力の現れを目の前に示され、魂の奥底に刻印されてすべてを主に委ねる体験をしたのです。それは今後、彼がいかなる悲惨で孤独な状況の中に置かれても、すべて主なる神の栄光のために生きる上で大切なことでした。

 今日の私たちは、主の栄光の輝きを「イエス・キリストの御顔」において直視し、体験します。私たちは弱くとも、福音が提供するキリストの偉大な力によって強められて、各々の召された務めに取り組むのです。

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